[よく見えたよ!氷砂糖がもやもやとけていく]

〜ものの溶け方の様子を見よう〜

佐藤幸江@横浜市立大口台小学校  


■実践のねらい:

■実践の概要:

 各グループで、いろいろ溶かしたいものを決めて、水に溶かしてみました。砂糖・しお・コーヒーなどが溶けるということは、「溶かす水」も「溶けるもの」も変化することに気付きました。そこで、もっと「溶ける瞬間を見てみよう」ということで、PJにOHCを接続して、その前にビーカーに水を入れ氷砂糖を吊るして置きました。糸で吊るした氷砂糖がもやもや溶けていく様子が大きなスクリーンに写し出され、みんなの歓声があがりました。

   

■プロジェクター活用の効果:

 PJにOHCを接続して、大きなスクリーンに大写しにします。ビーカーの中に糸で吊るされた氷砂糖から、スローモーションのようにもやもやが出始め、そのうちそれが滝のようにザ−と流れ出し、だんだんビーカーの水全体に広がっていく過程がリアルに写し出され、子どもたちの目を釘づけにしました。

学習の導入時でも、今回のように確認する場面ででも、「溶ける」ということが視覚的にしっかりと観察でき、有効に活用できると思いました。


■プロジェクター活用のポイント3つ:

  1. 全体で観察するために、PJにOHCをつなげる。
  2. PJをつなげて大画面で見るときは、入れるとさっと溶けてしまう物質より、氷砂糖のようにじわじわ溶けていくものの方が、効果的です。
  3. 「溶ける」ことにぐっと興味がいくので、PJで大写しにするのは、導入時でも実験後の教師実験でも効果的です。